育星舎 代表ブログ

京都市にある私塾教育・育星舎グループ代表のブログです
説明会 その5

 

入江塾の特色の各論4つめは生徒が少人数であるということ。少人数制をうたっている塾の中には生徒が集まらないので結果的に少人数という場合もある。入江塾の場合は、教室の大きさから物理的に人数に限界がある。

 

私は30年程前、個人塾からスタートした。個人で指導できるのはせいぜい70名程度と言われている。100名ぐらいになると悩ましい問題が起こる。一方、専任講師(社員)を雇うべきかどうか、すなわち他人の生活を保障するだけ生徒数、収入を増やしていけるかどうか。他方、自分がやってきた指導内容と同質のものを生徒に提供できるかどうか。

 

私が考え出したのは各部門、教場で独立して塾運営をしていってもらうこと。運営に関して自己責任の塾長がアメーバのように増えていけばそれでよいと割り切ってしまうこと。それが育星舎グループのできた背景だ。

 

だから育星舎グループの一部門である入江塾は塾としては少人数である。育星舎全体からすれば面倒見がよいこじんまりした塾である。

 

特に中学受験の最終学年である小6生がまとまるためには人数が多すぎてはいけない。当然、大規模塾にはそれがない。入江塾のこの良さを根気よくアピールしていきたい。

 

 

 

 

 

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説明会 その4

 

入江塾の特色の各論3つめは、講師の層が厚いということ。年令でいくと還暦を過ぎた私より少し上の先生 から各世代にまたがり、今春入社した講師は27歳。ベテランという意味では年令が高い方が良いかもしれないが、生徒との感性の近さでは若さも重要だ。また特に算数などの難問に対しては私よりも若い講師の方が処理能力が高くなっている。それぞれの年令に応じた良さ、それを生徒達に対し発揮しているといってよい。

 

入江塾には女性講師も多い。合格体験記によく出てくるS先生とY先生は女性である。効果的な声かけやスキンシップはその特権を生かしており、男性の私から見れば羨ましいかぎりだ。

 

最近は売り手市場なのか講師募集をしてもなかなか集まらない。こんな時に無理に生徒数や教室数を増やそうとしてはいけないと思っている。しかし、この時とばかり教室展開をしている大手塾がある。業界内で聞こえてくるのは悪いうわさ。講師の質の悪さを教材やシステムでごまかしている、講師がころころ変わる退職者が多いブラック企業であるなどなど。

 

先日も中学1年になった元入江塾の女の子達が大挙して来塾した。S先生、Y先生などと賑やかに話していた。「おい、授業中に来るなよ!」と言いたかったが。

 

「あの懐かしい先生が今もいる」そんな入江塾でありたい。

 

 

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説明会 その3

 

入江塾の特色の各論2つめは、競争を煽って受験指導はしないということ。もちろん本番入試では合格者という勝者と不合格者という敗者が出る。勝負がある限りそこに競争は存在する。しかし、過剰な競争意識は不安を生み出し、成績向上を阻害し他者を排斥する。

 

模擬テストの偏差値は自分の学力が集団の中でどのような位置にあるのかを知るためのものである。そこで自分の不足や欠点を見つければいい。自分より成績の良い子がいればその違いの原因を見つけ、それにどう対処すればよいかを考えればいい。偏差値もライバルも自分を見つめ直すためのものである。

 

塾によってはその時その時の成績によってクラスや座席を変えていくところがある。生徒、保護者はそれに一喜一憂する。指導する側にとってはその方が都合よい。危機感から生徒を頑張らせ、成績が悪ければ本人の責任にできる。そして、難関校合格者多数名を広告し、転塾条件を良くして成績優秀者をさらに集める。これらがうまく噛み合って好循環を起こせば塾の業績が伸びる。その陰で競争に疲れ敗れた者達は消えていく。劣等意識をもってしまえばまず復活することは難しい。入江塾ではそのような生徒を1人でも出したくないと思い、ここまできた。

 

以前大手塾で偏差値30台の成績の子が入江塾に移って来た。小学校5年で学力の要である国語力は低学年レベルだった。本当に驚き、スタッフはまさに危機感を持たざるを得なかった。しかし本人の能力、頑張りもあり中堅進学校に合格した。今、高校生の彼は医師を目指すという。

 

競争原理を使わない入江塾。好奇心、夢、使命感を持った生徒達の集まりの中で奇跡は起こるのである。

 

 

 

 

 

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説明会 その2


「楽しい中学受験生活が送れる」これが入江塾の特色の総論だとすると各論は何か。まず生徒に必要以上の受験勉強を無理にさせないということ。これは数十年受験生をみてきたプロとしての結論。

 

受験のための学習は多くの量、多くの時間をそれにあてればよいというものではない。ある意味「受験勉強は必要悪である」と考えられる面もある。とすれば苦痛は少なければ少ないほどよい。灘中学を筆頭に難関校合格者数を競う大手塾では「質より量で勝負」の世界だからそれは言わない。

 

多くの保護者は誤った情報に接し、より多くの、より難しい問題をしなければと不安になる。生徒は過剰な負担に苦しみ、少なからず途中で挫折する。挫折はせずとも多くが所期の目的を達せず受験勉強の辛さのみを経験する。もちろん一部の上位層は他の塾でも出せたであろう結果を出す。…それは極論かもしれないが。

 

入江塾では6年生でも習い事をしている生徒がいる。必須の授業時間が少ないのでそれが可能なのだが、相談があればさらに協力もする。好きな事を無理に辞めさせても受験に集中するとは限らない。別の事をしているから受験勉強の効率が上がることもある。

 

中学生になる前に大量の課題を与えられ、疲れ果てては元も子もない。これから学問のおもしろさを知らなければならない、そんな時期なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| IRIE | - | 03:30 | - | - | -
説明会 その1

入江塾の入塾説明会、新小6の保護者説明会を行うのはこの時期。そこで強調するのが他にはない入江塾の独自色だ。普通の中学受験と変わらないなら、わざわざ遠くから来てもらうことはないだろう。

 

まずは入江塾という集団の強さを説明したい。と言えばそれと対極、塾に通わないでの中学受験もある。受験指導を親や家庭教師が担当するというもの。ドラマにもなっている「下剋上受験」は父親が学習指導をしたらしい。入江塾はこのタイプと一線を画する。1:1の個別指導塾も同様だ。すなわち集団指導でないと成り立たないということだ。

 

先日、入江塾の生徒の会話を聞いた。「学校と塾、どっちが楽しい?」「塾」「私もそうや」というもの。この「楽しい」というのは生徒どうしの連帯感が大きく係わっている。それに講師が加わり一層効果が増すのである。

 

成績によってクラス分けをしたり、大量の宿題を課して生徒・保護者を煽り自塾の実績を上げようとする大手塾では、同じ集団であってもこのような雰囲気は出てこない。ノルマを負う講師が「安心」を生徒に与えることはできない。講師も生徒も追いつめられていないからこそ楽しい時間が生まれる。入江塾の小6最後の授業、女子生徒の中には別れを惜しんで泣き出す者もいる。

 

楽しい受験をして第一志望に合格できる。本当にそんなことができるのか、それは体験してみなければわからない・・・。いや、信じてほしい。

 

 

 

 

 

| IRIE | - | 15:29 | - | - | -
正月

入江塾に正月休みはなかったし、今もない。何も正月特訓などという大げさなものではなく、通常通りという感覚でやっている。中学入試目前なので生徒(小6生だけ)も正月気分はなく過去問などを真剣に解いている。

 

以前、年末年始は講師に遠慮して私1人で生徒をみていた。生徒数も少なかったのでできたのだが、最近は講師達が積極的に交替で担当してくれるので私自身はとても楽になった。

 

1月1日は元旦なので特別なことをする。1人1人に500円を渡し北野神社に行く。合格祈願のお参りというよりも屋台を見てまわるお楽しみが主である。人混みの中に行くのでマスクなどは必ずつけるように、変な食べ物は買わないように注意する。そしてはぐれないようにグループで行動させる。私達講師にとっては気の使う疲れる行事だが、生徒達は大変喜ぶ。

 

20年程前はお金を渡す時、「合」のハンコを押したポチ袋に入れていた。それをAくんは中学入試が終わっても大切に保管していた。京大法学部に合格するまで開けないということだった。彼は中学・高校と優秀な成績で進み見事それを成し遂げた。そして、今検事として活躍している。

 

「入江塾の正月は楽しかった。中学受験は苦しいものではなく楽しいものだ」そんなことを体験してほしいと思って正月も塾を開けている。

 

 

 

| IRIE | - | 14:39 | - | - | -
教え子

近所の寿司屋で気楽に呑んでいたところ、女性客の1人から「私、先生の塾生でした」と声をかけられ、場所がらもあり大変驚いてしまった。お歳は30を超えていると見られ、生徒と言われても思い出せない。少し酔っているのか、大きな声で当時の私の様子をくり返し言う。

 

それによると、私は白衣を着て棒を持って厳しく生徒を指導していて大変こわかったというのである。「そんなことをしていたかな…」と私はうろたえた。そのままにしておくとまだまだ私の悪口(?)が出てきそうなので「まあ、まあ、その辺で勘弁して下さい」とお願いして静かにしてもらった。

 

確かに25年ほど前、白衣を着ていた頃がある。個人塾をしていた民家の2階から、表通りのビルのワンフロアーに一念発起して移転した頃である。だからとても気合が入っていたと思う。しかし、「棒を持って」などということは記憶にない。

 

ただ、昔の生徒から「先生は厳しく、こわかった」という話は何度となく聞かされている。その点はあながち誤りではない。私はその方(名前を聞く余裕もなかった)には「今の私は仏です」と私の過去を否定するような弁解をしてしまった。

 

「先生のお陰で、……になりました」という言葉が聞けなかったのは本当に残念なことである。

 

 

 

| IRIE | - | 14:44 | - | - | -
閉塾

先日「塾の将来を考える」というテーマのもと塾仲間で話し合いがあった。閉塾した先生、来年閉塾する先生、閉塾を考えている先生などの報告があり、まさに塾の終活の様相を呈する有様。何となく気分が重くなってしまった。「私だけでなく皆も年を取ってきたのだな…」と理解はするものの「もっと頑張ってほしい」との思いも強かった。


人生と同じように個人塾にも全盛期があり衰退期がくる。勢いのある若い頃の塾長は生徒、 保護者を相手にただ一生懸命仕事をする。しかし、そんな状態はいつまでも続くはずもない。それではどうすればよいのか。


一方、新たな若手がどんどん塾を始めれば、閉塾があっても開塾があるはずだ。ところが、最近はそんな個人塾の開業が少ないように思う。まわりはマニュアル化された大手塾かフランチャイズ塾だらけだ。他方、後継者を育てておけば閉塾は避けられるだろう。だが普通の個人塾ではなかなかそれだけの人材に投資できない。


経営より教務に熱心なそして個性ある個人塾が少なくなっていくのは日本の教育界にとっても損失だと思う。


そんな中、個人塾の集まりを目指してきた育星舎グループは今後も価値ある存在であり続けたい。

 

 

 

| IRIE | - | 23:56 | - | - | -
偏差値

 

近畿圏の中学受験のための模擬テストで五ツ木・駸々堂模試というものがある。「入江塾」の小6の生徒は全員受けている。3月の第1回と9月の第4回を去年と同様に今年も比べてみた。去年ほど大きくはなかったが今年も明らかに全体的に偏差値は伸びていた。

 

偏差値というのは単純に言えば母集団の中での位置である。それが上がるというのは並大抵のことではない。リオでのオリンピックのマラソンを見ていても分かったが、皆が走っている中で順位を上げるというのは大変だ。

 

京都では毎年全国女子駅伝がある。塾の近くの道がコースにあたるので実際に見たことがある。走るのが苦手な私からすれば驚くほどの速さで走っていく。あの中で前を追い越して走るなど相当なスピードを出さないと無理である。

 

だから偏差値というのは、皆と同じように努力していても上がらない。しかし、伸びないからといって怠けているわけでもないのだ。そのことを保護者の皆様は理解していただきたい。ただ、学習のコツというものもあるのでそこは注意しなければならないが。

 

ところで「偏差値教育は悪い」というイメージがある。しかし競争がある限り偏差値を無視して受験塾が存在することは難しい。「入江塾」もしかり。

 

 

 

 

| IRIE | - | 12:20 | - | - | -
夏休み

「夏休み短縮に反対!私の市の小学校では今年から1週間、夏休みが短くなりました。私は反対です。・・・・・」これは先日、朝日新聞の(読者の)「声、voice」欄に載った小学生の意見だ。逆に7月、「夏休みはもっと短くするべきだ」との大人の意見が掲載されたこともあったが。

 

京都では8月25日から小学校は始まったようだ。私の頃は9月に入ってから学校に行き始めたから、1週間は早まっている。昔は学校が始まってからも昼までの短縮授業が1週間ほど続いていたように記憶している。また冬休み、春休みも昔に比べれば短くなっているように思う。ただ、以前は土曜日の午前中授業があったから、授業時間数としては同じ程度なのだろうか。

 

長期の夏休みは少年(特に中高生)の非行も問題となる。また事件に巻き込まれたりする場合が報道されている。他方、休み明けの自殺にも注意する必要があるという。

 

塾としてはどちらの意見に与するべきか。ただ、長い夏期講習はそれなりに良かった。中学受験の「入江塾」の場合、北野教室で一斉に授業が行われる。通常授業の曜日がちがう生徒や、他の教室の生徒などが一堂に集まる。公園に行ったり、アイスクリームを食べたり、そんなことをしているうちに仲が良くなる。同じ志望校へ一緒に行きたいと思うようになる。9月以降の受験勉強の追い込みに大変効果があった。

 

もう10年以上も前になろうか。合宿をする時間的余裕もあった頃。「科学の学校」の夏期合宿で遠出した時代がなつかしい。

 

 

 

 

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